2018-02-16 (金) 12:02
ルーテル久留米教会の礼拝堂は、1918(大正7)年に建てられました。
なので、今年は記念すべき築100年!
11月11日の記念礼拝をはじめ、コンサートや講演会などを企画しています。また、記念誌の発行も準備を進めています。
数年前、教会に赴任したばかりの私はこのように聞かされました。
「久留米市の中心部は終戦間際の空襲で大きな被害を受けました。ほとんどの建物がガレキになる中、残った建物がありました。それが、旭屋デパート(後の井筒屋)、(旧)金文堂ビル、そして日本福音ルーテル久留米教会礼拝堂です」
しかし、あれから数年。井筒屋デパートは解体され、シティプラザになりました。そして旧金文堂ビルも、昨年取り壊されてしまいました。「三つ残った建物」のうち、今あるのはついに久留米教会だけになってしまいました。
九州に現存する中では最古のW.M.ヴォーリズの作品であり、そして久留米の歴史の貴重な証人でもある久留米教会の礼拝堂。今年迎える献堂100年を大いに祝い、そして未来にむけてこの建物をしっかり伝えてゆければと願っています。